ピンクリボンシンポジウム2015東京レポート [取材]
スマイルウオークにつづいては、
翌日の10/4に
有楽町朝日ホールで開催された
ピンクリボンシンポジウム2015
東京会場の様子を紹介しますね
今年のシンポジウムのタイトルは
「乳がんのために、
ひとりぼっちで
泣かないで。
-最新治療と心のケア-」
東京会場では乳がん専門医の
中村清吾先生、清水千佳子先生、
がんと心の専門医の内富庸介先生、
虫垂がんを経験された
エッセイストの岸本葉子さんの名が
最新の乳がんの治療情報や、
がんとの向き合い方、体験談等を
お話しくださいました。
まずは来場者のみなさんの
お出迎えからお手伝い開始
いっしょに写真を撮ったり
ごあいさつしたり
なかには、
「今年も会えてうれしいわ」とか
「毎年、モモちゃんに会うのを
楽しみにしてるのよ」と
うれしい言葉をかけてくださる方も
お出迎えがいちだんらくしたあとは
出展ブースを取材することに
毎年、オリジナルグッズが好評な
大鵬薬品工業さんのブースでは、
今年はピンクリボンマーク入りの
5本指ソックスをプレゼント
大鵬薬品工業さんが運営するサイト
「All About 乳がん.Info」では、
乳がんに関する疑問に
Q&Aやアニメ形式等で
専門医がわかりやすく
答えてくれてるので、
ぜひチェックしてみてください
認定NPO法人乳房健康研究会さんでは
バッジや書籍をはじめ、
さまざまなピンクリボングッズを
販売してたんだけど、
オススメはセルフチェックの方法が
紹介されたこちらのシート
防水素材なので、
バスルームのシャワーとか
ドアノブとかにかけておけば、
お風呂に入るときにセルフチェック
を習慣づけられそうですよね
若年性乳がんサポートコミュニティ
Pink Ringさんは35~40才以下で
乳がんを経験した患者さん同士が出会い、
悩みや情報を分かち合う場として、
さまざまなイベントやパーティ等を
開催してるそう
乳がんと向き合い、闘うシンボルとして
デザインされた勲章モチーフの
オシャレなバッジも販売中です。
濃いブルーのボトルでおなじみの
スペインのミネラルウォーター、
ソラン・デ・カブラスさんでは
ピンクリボン運動用に
特別に生産されたピンク色の
限定ボトル(日本非売品)をサンプリングし
来場者の方から大好評でした
とってもかわいいから、
飲み終わったあとも
水筒とか花瓶に使いたいかも
昨年も大人気だった
神戸のチョコレートハウス、
モンロワールさんのブースでは
今年もかわいい小さな葉っぱの
チョコレート、リーフメモリーを
来場者のみなさんにプレゼント
わたしが持っているのが
今年登場したピンクリボン
オリジナル商品「リーフキューブ」
直営の17店舗で販売中だそうです。
最後は日本対がん協会さんのブースへ
前日のスマイルウオークでも
大好評だったTシャツは
この日も人気が高かったそう
そうこうするうちに、
講演の休憩時間が近づいたので
休憩に入る前にステージから
みなさんにごあいさつして
バッジをはじめ
モモデザインのオリジナルの
ピンクリボングッズをご紹介
そのあとは
日本フィットネス協会さん指導の
座ったままできるストレッチに参加
長時間座ったままだと
身体がかたくなって腰とか背中が
痛くなったりしますもんね
一青窈さんの「ハナミズキ」にあわせて
ゆったりと肩や背中、首をほぐしました
そうそう
お手伝いや取材の合間に
講師の先生やゲストの方に
お話を伺わせていただいたんです
昭和大学医学部乳腺外科教授で
日本乳癌学会理事長の中村清吾先生には
最新治療を研究されている立場からの
今、闘病中の方への応援メッセージを
伺ってみました。
中村先生
「医療者もいろいろな立場から
支援する体制がだんだんと
整ってきているので、
困っていることがあれば
ひとりで悩みを抱えないで、
何でも遠慮なく伝えてください。
医師のみならず、看護師や薬剤師、
心のケアの専門家もいるので、
一番ふさわしいところに橋渡しをして、
みんなで助けていくという体制を
しっかりと作っていきたいと思うし、
もっともっとチーム力を高める
努力をしていきます」
中村先生、ありがとうございました
京都シンポジウムでも
よろしくお願いします
国立がん研究センター中央病院
乳腺・腫瘍内科外来長の
清水千佳子先生には、
タレントの北斗晶さんが
乳がんを公表して以来、
検診が注目されてるので、
検診の受け方を伺ってみることに。
清水先生
「検診ですべてのがんが
見つけられるわけではないんですね。
北斗さんのように、検査をすり抜けて
大きくなるがんもなかにはあります。
なので、定期検診も大切ですが、
おっぱいを時々触わってみて、
しこりができてないか気にする。
それで、しこりや違和感があれば
医療機関を受診することが大事、
まず第1歩だと思います。
そのうえで、40代からの
乳がんリスクが高くなる時期には、
定期的な検診を取り入れていけば
いいと思います」
清水先生、ありがとうございました
乳がんは自分でも見つけることが
できるがんだからこそ、
セルフチェックが大切なんですね
国立がん研究センター
支持療法開発センター長の
がんと心のケアの専門家の
内富庸介先生には、
12人に1人が乳がんになる時代、
身近に闘病中の方がいる方も
増えてきてると思うので、
闘病中の方にどんな風に接したり、
励ましたらいいのかを伺ってみました。
内富先生
「家族や友だちが乳がんになった場合、
何かしてあげたいという気持ちもあって
しゃべる量が家族10:患者1くらいに
なっている場合が多いので、
それが逆になるくらいが寄り添う
ということになるんだと思います。
患者さんとしては、
ふだん通りに接してほしいけれど、
自分はどんな顔をして接すればいいのか、
病気のことを話したら、
相手がつらくなるのではと考えたりして、
がんそのものより、
そういったストレスの方がつらい
という患者さんも結構多いんですよ。
なので、患者さんが自分から
打ち明けたり、話せるようになるのを待つ。
そのときに、打ち明けられるような
距離感を持つことが重要だと思います」
内富先生、ありがとうございました
何かしたい、励ましたい気持ちを
ぐっとこらえて、まずは相手が
自分から話してくれるのを
待つことがが大切なんですね
最後に14年前にがんを経験され、
現在はサバイバ―として、
意欲的に活動されている
エッセイストの岸本葉子さんに
がんを克服した今だから
伝えることができる
現在、闘病中の方への
応援メッセージをお願いしました。
岸本さん
「私にとっては、仕事でも家事でも
何かに集中していると、
がんに支配されてるという
感じがしなかったんですね。
そういう時間が点のようなものだとすると、
点をいっぱい増やしていくと線になるので、
少しずつそのような時間を持つようにしました。
それと、私は入院したら痩せると思って
入院前に美容院に行って、
ふっくらと見えるようなパーマをかけたり、
入院中に使うコップを、病院だからって
割れてもいいどうでもいいものではなく、
自分の好きなものを持って行ったりしました。
そういうちょっとした、日常生活の中で
自分の気分が上がることを見つけていくと
いいのかなと思います。
あとは本当に小さなことなのですが、
ありがとうとか、ごめんなさいと思ったら
なるべくその日のうちに伝えておく。
がんは抱えてるだけでストレスがあるので、
それ以外の心をなるべく晴れやかで、
澄んだ状態に保っておくには
嘘や後悔がない方がいいなと思いました」
岸本さん、女性ならではの体験談や
メッセージをありがとうございました
病気にとらわれずに自分らしくいることが
闘病を乗り越えるのに大切なんですね。
最後に講師の先生、ゲスト、
関係者のみなさんと記念撮影
このあと、神戸、京都で
開催されたシンポジウムと、
あと、関西セミナーにも
行ってきたので、
その様子も順番にレポートしますね
翌日の10/4に
有楽町朝日ホールで開催された
ピンクリボンシンポジウム2015
東京会場の様子を紹介しますね
今年のシンポジウムのタイトルは
「乳がんのために、
ひとりぼっちで
泣かないで。
-最新治療と心のケア-」
東京会場では乳がん専門医の
中村清吾先生、清水千佳子先生、
がんと心の専門医の内富庸介先生、
虫垂がんを経験された
エッセイストの岸本葉子さんの名が
最新の乳がんの治療情報や、
がんとの向き合い方、体験談等を
お話しくださいました。
まずは来場者のみなさんの
お出迎えからお手伝い開始
いっしょに写真を撮ったり
ごあいさつしたり
なかには、
「今年も会えてうれしいわ」とか
「毎年、モモちゃんに会うのを
楽しみにしてるのよ」と
うれしい言葉をかけてくださる方も
お出迎えがいちだんらくしたあとは
出展ブースを取材することに
毎年、オリジナルグッズが好評な
大鵬薬品工業さんのブースでは、
今年はピンクリボンマーク入りの
5本指ソックスをプレゼント
大鵬薬品工業さんが運営するサイト
「All About 乳がん.Info」では、
乳がんに関する疑問に
Q&Aやアニメ形式等で
専門医がわかりやすく
答えてくれてるので、
ぜひチェックしてみてください
認定NPO法人乳房健康研究会さんでは
バッジや書籍をはじめ、
さまざまなピンクリボングッズを
販売してたんだけど、
オススメはセルフチェックの方法が
紹介されたこちらのシート
防水素材なので、
バスルームのシャワーとか
ドアノブとかにかけておけば、
お風呂に入るときにセルフチェック
を習慣づけられそうですよね
若年性乳がんサポートコミュニティ
Pink Ringさんは35~40才以下で
乳がんを経験した患者さん同士が出会い、
悩みや情報を分かち合う場として、
さまざまなイベントやパーティ等を
開催してるそう
乳がんと向き合い、闘うシンボルとして
デザインされた勲章モチーフの
オシャレなバッジも販売中です。
濃いブルーのボトルでおなじみの
スペインのミネラルウォーター、
ソラン・デ・カブラスさんでは
ピンクリボン運動用に
特別に生産されたピンク色の
限定ボトル(日本非売品)をサンプリングし
来場者の方から大好評でした
とってもかわいいから、
飲み終わったあとも
水筒とか花瓶に使いたいかも
昨年も大人気だった
神戸のチョコレートハウス、
モンロワールさんのブースでは
今年もかわいい小さな葉っぱの
チョコレート、リーフメモリーを
来場者のみなさんにプレゼント
わたしが持っているのが
今年登場したピンクリボン
オリジナル商品「リーフキューブ」
直営の17店舗で販売中だそうです。
最後は日本対がん協会さんのブースへ
前日のスマイルウオークでも
大好評だったTシャツは
この日も人気が高かったそう
そうこうするうちに、
講演の休憩時間が近づいたので
休憩に入る前にステージから
みなさんにごあいさつして
バッジをはじめ
モモデザインのオリジナルの
ピンクリボングッズをご紹介
そのあとは
日本フィットネス協会さん指導の
座ったままできるストレッチに参加
長時間座ったままだと
身体がかたくなって腰とか背中が
痛くなったりしますもんね
一青窈さんの「ハナミズキ」にあわせて
ゆったりと肩や背中、首をほぐしました
そうそう
お手伝いや取材の合間に
講師の先生やゲストの方に
お話を伺わせていただいたんです
昭和大学医学部乳腺外科教授で
日本乳癌学会理事長の中村清吾先生には
最新治療を研究されている立場からの
今、闘病中の方への応援メッセージを
伺ってみました。
中村先生
「医療者もいろいろな立場から
支援する体制がだんだんと
整ってきているので、
困っていることがあれば
ひとりで悩みを抱えないで、
何でも遠慮なく伝えてください。
医師のみならず、看護師や薬剤師、
心のケアの専門家もいるので、
一番ふさわしいところに橋渡しをして、
みんなで助けていくという体制を
しっかりと作っていきたいと思うし、
もっともっとチーム力を高める
努力をしていきます」
中村先生、ありがとうございました
京都シンポジウムでも
よろしくお願いします
国立がん研究センター中央病院
乳腺・腫瘍内科外来長の
清水千佳子先生には、
タレントの北斗晶さんが
乳がんを公表して以来、
検診が注目されてるので、
検診の受け方を伺ってみることに。
清水先生
「検診ですべてのがんが
見つけられるわけではないんですね。
北斗さんのように、検査をすり抜けて
大きくなるがんもなかにはあります。
なので、定期検診も大切ですが、
おっぱいを時々触わってみて、
しこりができてないか気にする。
それで、しこりや違和感があれば
医療機関を受診することが大事、
まず第1歩だと思います。
そのうえで、40代からの
乳がんリスクが高くなる時期には、
定期的な検診を取り入れていけば
いいと思います」
清水先生、ありがとうございました
乳がんは自分でも見つけることが
できるがんだからこそ、
セルフチェックが大切なんですね
国立がん研究センター
支持療法開発センター長の
がんと心のケアの専門家の
内富庸介先生には、
12人に1人が乳がんになる時代、
身近に闘病中の方がいる方も
増えてきてると思うので、
闘病中の方にどんな風に接したり、
励ましたらいいのかを伺ってみました。
内富先生
「家族や友だちが乳がんになった場合、
何かしてあげたいという気持ちもあって
しゃべる量が家族10:患者1くらいに
なっている場合が多いので、
それが逆になるくらいが寄り添う
ということになるんだと思います。
患者さんとしては、
ふだん通りに接してほしいけれど、
自分はどんな顔をして接すればいいのか、
病気のことを話したら、
相手がつらくなるのではと考えたりして、
がんそのものより、
そういったストレスの方がつらい
という患者さんも結構多いんですよ。
なので、患者さんが自分から
打ち明けたり、話せるようになるのを待つ。
そのときに、打ち明けられるような
距離感を持つことが重要だと思います」
内富先生、ありがとうございました
何かしたい、励ましたい気持ちを
ぐっとこらえて、まずは相手が
自分から話してくれるのを
待つことがが大切なんですね
最後に14年前にがんを経験され、
現在はサバイバ―として、
意欲的に活動されている
エッセイストの岸本葉子さんに
がんを克服した今だから
伝えることができる
現在、闘病中の方への
応援メッセージをお願いしました。
岸本さん
「私にとっては、仕事でも家事でも
何かに集中していると、
がんに支配されてるという
感じがしなかったんですね。
そういう時間が点のようなものだとすると、
点をいっぱい増やしていくと線になるので、
少しずつそのような時間を持つようにしました。
それと、私は入院したら痩せると思って
入院前に美容院に行って、
ふっくらと見えるようなパーマをかけたり、
入院中に使うコップを、病院だからって
割れてもいいどうでもいいものではなく、
自分の好きなものを持って行ったりしました。
そういうちょっとした、日常生活の中で
自分の気分が上がることを見つけていくと
いいのかなと思います。
あとは本当に小さなことなのですが、
ありがとうとか、ごめんなさいと思ったら
なるべくその日のうちに伝えておく。
がんは抱えてるだけでストレスがあるので、
それ以外の心をなるべく晴れやかで、
澄んだ状態に保っておくには
嘘や後悔がない方がいいなと思いました」
岸本さん、女性ならではの体験談や
メッセージをありがとうございました
病気にとらわれずに自分らしくいることが
闘病を乗り越えるのに大切なんですね。
最後に講師の先生、ゲスト、
関係者のみなさんと記念撮影
このあと、神戸、京都で
開催されたシンポジウムと、
あと、関西セミナーにも
行ってきたので、
その様子も順番にレポートしますね
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