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(株)イワコー取材レポート1<小さな消しゴムにたくさんこだわりが!> [取材]

わたしのブログの名物企画、
工場見学シリーズが帰ってきました[るんるん]

しかも今回は久々に食べ物飲み物から離れて
ちょっとおもしろいものを作ってる工場に
お邪魔してみたんです[わーい(嬉しい顔)]

やってきたのは埼玉県八潮市にある
株式会社イワコーさん[ぴかぴか(新しい)]
01.JPG
よくテレビや雑誌でも取り上げられてるから
この会社名を見たり聞いたりしたことある人も
結構いるのではないでしょうか[exclamation&question]

何を作ってる会社かというと…[次項有]
おもしろ消しゴム[ぴかぴか(新しい)]

スーパーや文房具店、ガチャガチャなどで、
かわいい動物やおいしそうなスイーツといった
消しゴムを見かけたこと、ありませんか?

今回はそんなおもしろ消しゴムのヒミツを
たっぷりレポートしたいと思います[ペン]

まずは案内していただく岩沢善和さんにごあいさつ[わーい(嬉しい顔)]
02.JPG
実は岩沢さんはイワコーの創業者なんですよー。
まさにおもしろ消しゴムの生みの親[ひらめき]

岩沢さんの「なんで消しゴムは四角じゃないと
いけないんだろう?」という素朴な疑問から
ユニークなおもしろ消しゴムが誕生したそうです。

岩沢さんの案内で、早速見学スタート[exclamation]

イワコーさんの工場では、11台の機械
日曜日を除く毎日24時間稼働
おもしろ消しゴムと、
プラスティックの文房具などが作られてるそう。
03.JPG
そうそう、最近は外の通路などからガラス越しに
工場内を見学するのが主流になってるけど、
イワコーさんではこの通り、中に入って、
こんな間近で見学させてもらえるんです[わーい(嬉しい顔)]
迫力満点っ[exclamation×2]

おもしろ消しゴム製造過程を見る前に
まずは岩沢さんから消しゴムの素材や
文字が消える仕組みを教えていただいたり、
04.JPG
これまでに約600種類リリースされてるという
おもしろ消しゴムの一部を紹介していただきました[るんるん]
05.JPG

そのなかにはこんなものも[ひらめき]
06.JPG
ジャーン、鉛筆削り~[ぴかぴか(新しい)]

イワコーさんのおもしろ消しゴムは
成形したものに色を付けるのでなく、
いくつかのパーツを組み立てて作られてるから、
ハンドルを回したり、削りくずを入れる箱を
取り出したりもできちゃうんです[exclamation×2] 
こんな小さいのにスゴ~イ[るんるん]

ちなみにふつうの消しゴムがエンビ製なのに対し、
おもしろ消しゴムは合成ゴムでできてるそう。
でも、消しゴムだから文字を消す力もお墨付き[ひらめき]
なんだけど~、こんなかわいい消しゴム、
もったいなくて使えないですよね[あせあせ(飛び散る汗)]

さて、消しゴムについて学んだあとは
いよいよ製造過程の見学です[目]
07.JPG
高温で溶かして、やわらかくなった
材料の合成ゴムがノズルの先から
水鉄砲のように勢いよく出てきました[ダッシュ(走り出すさま)]

触った感じはなんだか粘土みたい[かわいい]
08.JPG
でも、予想以上に熱くてちょっとビックリ[あせあせ(飛び散る汗)]

さっきは見学用に外に出してもらったんだけど、
実際にはノズルから飛び出した材料は
機械の中の消しゴムのパーツの金型に流し込まれ、
冷やされたあと、パラパラと落ちてきます。
09.JPG

岩沢さんが指さしている真ん中のラインは
ランナーと呼ばれる材料の通る道で
10.JPG
この両サイドについてる丸い部分が
消しゴムのパーツなんです。
11.JPG
穴の部分に、緑の葉っぱのパーツをつけると
リンゴの消しゴムになるんですねー[わーい(嬉しい顔)]

あ、パーツをはずしたあとのランナーは
細かく砕かれて、消しゴムの材料として
再び使われてるそうです。
無駄がなくてスバラシイですね~[ぴかぴか(新しい)]

次の工程に向かう前に、
金属の部品がズラリと並ぶ棚に
案内されたんだけど、
これ、何だと思いますか?
12.JPG
実はおもしろ消しゴム作りに欠かせない
最も重要なもののひとつ。

答えは……消しゴムパーツの金型[ぴかぴか(新しい)]

イワコーさんのおもしろ消しゴムは
いくつかのパーツを組み合わせて作られます。
たとえばさっきの鉛筆削りだと、本体、ハンドル、
鉛筆を差し込む部分、削りくずを入れる部分の
4つのパーツでできてるんです。

2つだけでできるものもあれば、
もっとたくさんのパーツのものもあったりと、
消しゴムによってさまざまなんだけど、
パーツの数だけ金型が必要なので、現在、
イワコーさんには1000以上の金型があるそう[ひらめき]
13.JPG
それぞれの金型はモデルサンプルを元に、
熟練の職人さんによってひとつひとつ丁寧に
手作りされてるんですって[exclamation]

そんな金型を使って作られたパーツを組み立てて、
箱詰めして、おもしろ消しゴムを完成させるんだけど、
ここからは機械ではなく、全て人の手で作業するそう。

まずはパーツを内職さんのところへ持って行って
組み立ててもらいます。

できあがった消しゴムはコチラ、
イワコーさんの第2工場へ運ばれてきます[次項有]
14.JPG
ここではベテランスタッフさんたちによって
消しゴムの箱詰めから検品まで行なわれてます。

みなさん、ものすごい手際の良さ[ぴかぴか(新しい)]
15.JPG
そして厳しい検品を通った消しゴムのみが
ダンボールに詰められて出荷されます。

このあとは工場の3Fへと移動して、
おもしろ体験もさせてもらったので
次回はその様子をたっぷりレポートしますね[わーい(嬉しい顔)]
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