(株)イワコー取材レポート1<小さな消しゴムにたくさんこだわりが!> [取材]
わたしのブログの名物企画、
工場見学シリーズが帰ってきました
しかも今回は久々に食べ物飲み物から離れて
ちょっとおもしろいものを作ってる工場に
お邪魔してみたんです
やってきたのは埼玉県八潮市にある
株式会社イワコーさん
よくテレビや雑誌でも取り上げられてるから
この会社名を見たり聞いたりしたことある人も
結構いるのではないでしょうか
何を作ってる会社かというと…
おもしろ消しゴム
スーパーや文房具店、ガチャガチャなどで、
かわいい動物やおいしそうなスイーツといった
消しゴムを見かけたこと、ありませんか?
今回はそんなおもしろ消しゴムのヒミツを
たっぷりレポートしたいと思います
まずは案内していただく岩沢善和さんにごあいさつ
実は岩沢さんはイワコーの創業者なんですよー。
まさにおもしろ消しゴムの生みの親
岩沢さんの「なんで消しゴムは四角じゃないと
いけないんだろう?」という素朴な疑問から
ユニークなおもしろ消しゴムが誕生したそうです。
岩沢さんの案内で、早速見学スタート
イワコーさんの工場では、11台の機械で
日曜日を除く毎日24時間稼働で
おもしろ消しゴムと、
プラスティックの文房具などが作られてるそう。
そうそう、最近は外の通路などからガラス越しに
工場内を見学するのが主流になってるけど、
イワコーさんではこの通り、中に入って、
こんな間近で見学させてもらえるんです
迫力満点っ
おもしろ消しゴム製造過程を見る前に
まずは岩沢さんから消しゴムの素材や
文字が消える仕組みを教えていただいたり、
これまでに約600種類リリースされてるという
おもしろ消しゴムの一部を紹介していただきました
そのなかにはこんなものも
ジャーン、鉛筆削り~
イワコーさんのおもしろ消しゴムは
成形したものに色を付けるのでなく、
いくつかのパーツを組み立てて作られてるから、
ハンドルを回したり、削りくずを入れる箱を
取り出したりもできちゃうんです
こんな小さいのにスゴ~イ
ちなみにふつうの消しゴムがエンビ製なのに対し、
おもしろ消しゴムは合成ゴムでできてるそう。
でも、消しゴムだから文字を消す力もお墨付き
なんだけど~、こんなかわいい消しゴム、
もったいなくて使えないですよね
さて、消しゴムについて学んだあとは
いよいよ製造過程の見学です
高温で溶かして、やわらかくなった
材料の合成ゴムがノズルの先から
水鉄砲のように勢いよく出てきました
触った感じはなんだか粘土みたい
でも、予想以上に熱くてちょっとビックリ
さっきは見学用に外に出してもらったんだけど、
実際にはノズルから飛び出した材料は
機械の中の消しゴムのパーツの金型に流し込まれ、
冷やされたあと、パラパラと落ちてきます。
岩沢さんが指さしている真ん中のラインは
ランナーと呼ばれる材料の通る道で
この両サイドについてる丸い部分が
消しゴムのパーツなんです。
穴の部分に、緑の葉っぱのパーツをつけると
リンゴの消しゴムになるんですねー
あ、パーツをはずしたあとのランナーは
細かく砕かれて、消しゴムの材料として
再び使われてるそうです。
無駄がなくてスバラシイですね~
次の工程に向かう前に、
金属の部品がズラリと並ぶ棚に
案内されたんだけど、
これ、何だと思いますか?
実はおもしろ消しゴム作りに欠かせない
最も重要なもののひとつ。
答えは……消しゴムパーツの金型
イワコーさんのおもしろ消しゴムは
いくつかのパーツを組み合わせて作られます。
たとえばさっきの鉛筆削りだと、本体、ハンドル、
鉛筆を差し込む部分、削りくずを入れる部分の
4つのパーツでできてるんです。
2つだけでできるものもあれば、
もっとたくさんのパーツのものもあったりと、
消しゴムによってさまざまなんだけど、
パーツの数だけ金型が必要なので、現在、
イワコーさんには1000以上の金型があるそう
それぞれの金型はモデルサンプルを元に、
熟練の職人さんによってひとつひとつ丁寧に
手作りされてるんですって
そんな金型を使って作られたパーツを組み立てて、
箱詰めして、おもしろ消しゴムを完成させるんだけど、
ここからは機械ではなく、全て人の手で作業するそう。
まずはパーツを内職さんのところへ持って行って
組み立ててもらいます。
できあがった消しゴムはコチラ、
イワコーさんの第2工場へ運ばれてきます
ここではベテランスタッフさんたちによって
消しゴムの箱詰めから検品まで行なわれてます。
みなさん、ものすごい手際の良さ
そして厳しい検品を通った消しゴムのみが
ダンボールに詰められて出荷されます。
このあとは工場の3Fへと移動して、
おもしろ体験もさせてもらったので
次回はその様子をたっぷりレポートしますね
工場見学シリーズが帰ってきました
しかも今回は久々に食べ物飲み物から離れて
ちょっとおもしろいものを作ってる工場に
お邪魔してみたんです
やってきたのは埼玉県八潮市にある
株式会社イワコーさん
よくテレビや雑誌でも取り上げられてるから
この会社名を見たり聞いたりしたことある人も
結構いるのではないでしょうか
何を作ってる会社かというと…
おもしろ消しゴム
スーパーや文房具店、ガチャガチャなどで、
かわいい動物やおいしそうなスイーツといった
消しゴムを見かけたこと、ありませんか?
今回はそんなおもしろ消しゴムのヒミツを
たっぷりレポートしたいと思います
まずは案内していただく岩沢善和さんにごあいさつ
実は岩沢さんはイワコーの創業者なんですよー。
まさにおもしろ消しゴムの生みの親
岩沢さんの「なんで消しゴムは四角じゃないと
いけないんだろう?」という素朴な疑問から
ユニークなおもしろ消しゴムが誕生したそうです。
岩沢さんの案内で、早速見学スタート
イワコーさんの工場では、11台の機械で
日曜日を除く毎日24時間稼働で
おもしろ消しゴムと、
プラスティックの文房具などが作られてるそう。
そうそう、最近は外の通路などからガラス越しに
工場内を見学するのが主流になってるけど、
イワコーさんではこの通り、中に入って、
こんな間近で見学させてもらえるんです
迫力満点っ
おもしろ消しゴム製造過程を見る前に
まずは岩沢さんから消しゴムの素材や
文字が消える仕組みを教えていただいたり、
これまでに約600種類リリースされてるという
おもしろ消しゴムの一部を紹介していただきました
そのなかにはこんなものも
ジャーン、鉛筆削り~
イワコーさんのおもしろ消しゴムは
成形したものに色を付けるのでなく、
いくつかのパーツを組み立てて作られてるから、
ハンドルを回したり、削りくずを入れる箱を
取り出したりもできちゃうんです
こんな小さいのにスゴ~イ
ちなみにふつうの消しゴムがエンビ製なのに対し、
おもしろ消しゴムは合成ゴムでできてるそう。
でも、消しゴムだから文字を消す力もお墨付き
なんだけど~、こんなかわいい消しゴム、
もったいなくて使えないですよね
さて、消しゴムについて学んだあとは
いよいよ製造過程の見学です
高温で溶かして、やわらかくなった
材料の合成ゴムがノズルの先から
水鉄砲のように勢いよく出てきました
触った感じはなんだか粘土みたい
でも、予想以上に熱くてちょっとビックリ
さっきは見学用に外に出してもらったんだけど、
実際にはノズルから飛び出した材料は
機械の中の消しゴムのパーツの金型に流し込まれ、
冷やされたあと、パラパラと落ちてきます。
岩沢さんが指さしている真ん中のラインは
ランナーと呼ばれる材料の通る道で
この両サイドについてる丸い部分が
消しゴムのパーツなんです。
穴の部分に、緑の葉っぱのパーツをつけると
リンゴの消しゴムになるんですねー
あ、パーツをはずしたあとのランナーは
細かく砕かれて、消しゴムの材料として
再び使われてるそうです。
無駄がなくてスバラシイですね~
次の工程に向かう前に、
金属の部品がズラリと並ぶ棚に
案内されたんだけど、
これ、何だと思いますか?
実はおもしろ消しゴム作りに欠かせない
最も重要なもののひとつ。
答えは……消しゴムパーツの金型
イワコーさんのおもしろ消しゴムは
いくつかのパーツを組み合わせて作られます。
たとえばさっきの鉛筆削りだと、本体、ハンドル、
鉛筆を差し込む部分、削りくずを入れる部分の
4つのパーツでできてるんです。
2つだけでできるものもあれば、
もっとたくさんのパーツのものもあったりと、
消しゴムによってさまざまなんだけど、
パーツの数だけ金型が必要なので、現在、
イワコーさんには1000以上の金型があるそう
それぞれの金型はモデルサンプルを元に、
熟練の職人さんによってひとつひとつ丁寧に
手作りされてるんですって
そんな金型を使って作られたパーツを組み立てて、
箱詰めして、おもしろ消しゴムを完成させるんだけど、
ここからは機械ではなく、全て人の手で作業するそう。
まずはパーツを内職さんのところへ持って行って
組み立ててもらいます。
できあがった消しゴムはコチラ、
イワコーさんの第2工場へ運ばれてきます
ここではベテランスタッフさんたちによって
消しゴムの箱詰めから検品まで行なわれてます。
みなさん、ものすごい手際の良さ
そして厳しい検品を通った消しゴムのみが
ダンボールに詰められて出荷されます。
このあとは工場の3Fへと移動して、
おもしろ体験もさせてもらったので
次回はその様子をたっぷりレポートしますね
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