江戸東京たてもの園レポート、再び。 [取材]
ちょっと前に
仕事で東京の西の方に行った帰りに、
小金井公園の近くを通ったので、
前にも見学したことがある
江戸東京たてもの園に
ちょこっと寄り道してみました
ブログをチェックしてみたら
前に来たのは2012年だから
年ぶりの来園です
前回も紹介したんだけど、
江戸東京たてもの園は、
江戸時代~昭和初期までの
都内の歴史的・文化的価値の高い
建造物30棟が復元・保存・展示
されてるミュージアムで、
貴重な文化遺産として
次の世代に継承してくことを
目指してるそうです
まずは江戸東京たてもの園の
正面出入口にもなってる
ビジターセンター前でパチリ
インフォメーションセンターや
ミュージアムショップ、カフェ、
図書コーナーなどがある
このビジターセンター(旧光華殿)は
1940年に皇居前広場で行なわれた
紀元2600年式典のために
建設された建物で、
1941年に今の小金井公園に移築され、
江戸東京たてもの園の開園のときに
ビジターセンターとして改修されたそう。
まずは園内マップを見て作戦会議
よし、今回は前にまわれなかった
建物を中心に見学してしてみよっと
というわけで、早速西ゾーンから
見学を始めることに
ビジターセンターから
西へ向かって歩いてくと
だんだんと昔なつかしい光景に
変わってきました
そして西ゾーンのいちばん西に到着~
この茅葺き屋根の大きな民家は
江戸時代後期に建てられた
名主役を務めたといわれる農家、
吉野家
付け書院のある奥座敷が
格式を感じさせます
土間には囲炉裏もありました。
なんだか前に遊びに行った
南会津の大内宿を思い出しちゃった
つづいては藁葺き屋根の民家から一転して
モダンな洋館へ
赤と白のコントラストがオシャレな
デ・ラランデ邸は
元々平屋建ての洋館だったけど
明治時代にドイツ人建築家の
ゲオルグ・デ・ラランデ氏が
3階建てに増築したそう。
実はこのデ・ラランデ邸は
軽食やデザート、喫茶を楽しめる
カフェになってるんです
わ~、パンケーキ、おいしそう
このステキなアーチを抜けて
カフェでちょっとひと休み
したかったんだけど、
閉館時間が迫ってきてたので
泣く泣く断念・・・
パンケーキに未練たらたら、
後ろ髪をひかれつつも見学再開
デ・ラランデ邸のお隣は
日本におけるモダニズム運動を主導した
建築家堀口捨己氏が設計した小出邸
ヨーロッパから帰国直後に設計したので
当時のオランダで流行ってたデザインと
日本の伝統的な造形が混ざり合った
和洋折衷の造りになってるそう。
そのお隣が今、江戸東京たてもの園で
いちばん注目を集めてる建物、
前川國男邸
その理由はというと・・・
この建物を設計した日本を代表する
建築家のひとりの前川國男氏は
今年、世界文化遺産に登録された
上野の国立西洋美術館を設計した
建築家ル・コルビュジエの弟子
ということで、
木造モダニズムの傑作と言われる
この前川邸に対して国内外からの
注目が高まってるそうです
つづいてはセンターゾーンにある
明治から昭和初期に活躍した
政治家、高橋是清の邸宅へ
こちらのお屋敷は
港区赤坂にあった庭園の一部も
いっしょに復元されてるんです
ふわ~、気持ちいい~
森林浴でマイナスイオン浴びまくり
高橋是清氏もこの自宅の庭で
日光浴や散策を楽しんでたらしいです
いよいよ見学も大詰め、東ゾーンへ
宮崎駿監督のジブリ映画
『千と千尋の神隠し』に登場する
釜爺の仕事場のモデルになった
三省堂をはじめ、
昔の商店や旅館が立ち並び
下町の風情を楽しめるこのゾーンは
前にた~っぷりレポートしてるので、
今回はそのときにまわりきれなかった
建物を紹介しますね
このモダンな建物は村上精華堂
昭和初期の小間物屋(化粧品屋)さんで、
化粧用のクリームや椿油、香水などを
作って、販売してたそう。
外観はモダンだけど、
店内は江戸時代の商店みたい
番頭さんとか出てきそうな雰囲気
だと思いません
こちらは港区白金で営業していた
小寺醤油店
醤油以外に味噌や酒類も
扱ってたそう。
店内はなんともなつかしい雰囲気
でも今も地方の方に行くと
こういう雰囲気のお店ありますね。
最後は台東区下谷で
江戸時代から営業していた
居酒屋の鍵屋
この建物、震災も戦争も
奇跡的にまぬかれたんですって
なんだかこのお店で飲んだら
すごい強運の持ち主になれそう
閉園時間が近づいてきたので
このあたりで見学を終えて
ダッシュでビジターセンターにある
ミュージアムショップへ
園内の建物の写真の絵はがきや
江戸東京に関する本、江戸玩具など
江戸を感じるグッズが大充実
そのなかでもわたしが気になったのは
園内の建物のペーパークラフトと
オシャレな手ぬぐい
今回見学した鍵屋と
小寺醤油店の柄のがある~
ショップスタッフさんに伺った
オススメアイテムがコチラ
わたしも気になった
オリジナルの手ぬぐいや、
園内の建物にまつわるエピソードや
スタジオジブリ作品の監督・
美術スタッフによる描き下ろしの
イラストなどを多数おさめた本
『新 江戸東京たてもの園物語』、
映画監督の宮崎駿さんが制作した
江戸東京たてもの園のキャラクター、
えどまるのボールチェーンマスコットです。
どれも江戸東京たてもの園の
ミュージアムショップでしか買えない
オリジナルアイテムだそうです
ショップでお買い物を楽しんだところで
4年ぶりの江戸東京たてもの園の
見学&散策が終了~
前回見学できなかった建物を
ほとんど全部まわれたし、
短時間でギュギュっと凝縮して
楽しめました
あ、でもデ・ラランデ邸の
ステキカフェでお茶できなかったのは
ちょっと、否、かなり心残りかも
これは次の宿題ということで
みなさんもぜひ
貴重な歴史的建造物が並ぶ
江戸東京たてもの園で
古き良き時代の江戸・東京気分を
味わってみてくださいね
冬休みや年始のおでかけも
オススメですよー
あ、中に入って見学できる建物も
たくさんあるので、
ぜひぜひ時間に余裕をもって
来園してみてください
詳細は江戸東京たてもの園HPを
ご覧ください
楽しい体験型イベントなども
随時開催されてるそうですよー
仕事で東京の西の方に行った帰りに、
小金井公園の近くを通ったので、
前にも見学したことがある
江戸東京たてもの園に
ちょこっと寄り道してみました
ブログをチェックしてみたら
前に来たのは2012年だから
年ぶりの来園です
前回も紹介したんだけど、
江戸東京たてもの園は、
江戸時代~昭和初期までの
都内の歴史的・文化的価値の高い
建造物30棟が復元・保存・展示
されてるミュージアムで、
貴重な文化遺産として
次の世代に継承してくことを
目指してるそうです
まずは江戸東京たてもの園の
正面出入口にもなってる
ビジターセンター前でパチリ
インフォメーションセンターや
ミュージアムショップ、カフェ、
図書コーナーなどがある
このビジターセンター(旧光華殿)は
1940年に皇居前広場で行なわれた
紀元2600年式典のために
建設された建物で、
1941年に今の小金井公園に移築され、
江戸東京たてもの園の開園のときに
ビジターセンターとして改修されたそう。
まずは園内マップを見て作戦会議
よし、今回は前にまわれなかった
建物を中心に見学してしてみよっと
というわけで、早速西ゾーンから
見学を始めることに
ビジターセンターから
西へ向かって歩いてくと
だんだんと昔なつかしい光景に
変わってきました
そして西ゾーンのいちばん西に到着~
この茅葺き屋根の大きな民家は
江戸時代後期に建てられた
名主役を務めたといわれる農家、
吉野家
付け書院のある奥座敷が
格式を感じさせます
土間には囲炉裏もありました。
なんだか前に遊びに行った
南会津の大内宿を思い出しちゃった
つづいては藁葺き屋根の民家から一転して
モダンな洋館へ
赤と白のコントラストがオシャレな
デ・ラランデ邸は
元々平屋建ての洋館だったけど
明治時代にドイツ人建築家の
ゲオルグ・デ・ラランデ氏が
3階建てに増築したそう。
実はこのデ・ラランデ邸は
軽食やデザート、喫茶を楽しめる
カフェになってるんです
わ~、パンケーキ、おいしそう
このステキなアーチを抜けて
カフェでちょっとひと休み
したかったんだけど、
閉館時間が迫ってきてたので
泣く泣く断念・・・
パンケーキに未練たらたら、
後ろ髪をひかれつつも見学再開
デ・ラランデ邸のお隣は
日本におけるモダニズム運動を主導した
建築家堀口捨己氏が設計した小出邸
ヨーロッパから帰国直後に設計したので
当時のオランダで流行ってたデザインと
日本の伝統的な造形が混ざり合った
和洋折衷の造りになってるそう。
そのお隣が今、江戸東京たてもの園で
いちばん注目を集めてる建物、
前川國男邸
その理由はというと・・・
この建物を設計した日本を代表する
建築家のひとりの前川國男氏は
今年、世界文化遺産に登録された
上野の国立西洋美術館を設計した
建築家ル・コルビュジエの弟子
ということで、
木造モダニズムの傑作と言われる
この前川邸に対して国内外からの
注目が高まってるそうです
つづいてはセンターゾーンにある
明治から昭和初期に活躍した
政治家、高橋是清の邸宅へ
こちらのお屋敷は
港区赤坂にあった庭園の一部も
いっしょに復元されてるんです
ふわ~、気持ちいい~
森林浴でマイナスイオン浴びまくり
高橋是清氏もこの自宅の庭で
日光浴や散策を楽しんでたらしいです
いよいよ見学も大詰め、東ゾーンへ
宮崎駿監督のジブリ映画
『千と千尋の神隠し』に登場する
釜爺の仕事場のモデルになった
三省堂をはじめ、
昔の商店や旅館が立ち並び
下町の風情を楽しめるこのゾーンは
前にた~っぷりレポートしてるので、
今回はそのときにまわりきれなかった
建物を紹介しますね
このモダンな建物は村上精華堂
昭和初期の小間物屋(化粧品屋)さんで、
化粧用のクリームや椿油、香水などを
作って、販売してたそう。
外観はモダンだけど、
店内は江戸時代の商店みたい
番頭さんとか出てきそうな雰囲気
だと思いません
こちらは港区白金で営業していた
小寺醤油店
醤油以外に味噌や酒類も
扱ってたそう。
店内はなんともなつかしい雰囲気
でも今も地方の方に行くと
こういう雰囲気のお店ありますね。
最後は台東区下谷で
江戸時代から営業していた
居酒屋の鍵屋
この建物、震災も戦争も
奇跡的にまぬかれたんですって
なんだかこのお店で飲んだら
すごい強運の持ち主になれそう
閉園時間が近づいてきたので
このあたりで見学を終えて
ダッシュでビジターセンターにある
ミュージアムショップへ
園内の建物の写真の絵はがきや
江戸東京に関する本、江戸玩具など
江戸を感じるグッズが大充実
そのなかでもわたしが気になったのは
園内の建物のペーパークラフトと
オシャレな手ぬぐい
今回見学した鍵屋と
小寺醤油店の柄のがある~
ショップスタッフさんに伺った
オススメアイテムがコチラ
わたしも気になった
オリジナルの手ぬぐいや、
園内の建物にまつわるエピソードや
スタジオジブリ作品の監督・
美術スタッフによる描き下ろしの
イラストなどを多数おさめた本
『新 江戸東京たてもの園物語』、
映画監督の宮崎駿さんが制作した
江戸東京たてもの園のキャラクター、
えどまるのボールチェーンマスコットです。
どれも江戸東京たてもの園の
ミュージアムショップでしか買えない
オリジナルアイテムだそうです
ショップでお買い物を楽しんだところで
4年ぶりの江戸東京たてもの園の
見学&散策が終了~
前回見学できなかった建物を
ほとんど全部まわれたし、
短時間でギュギュっと凝縮して
楽しめました
あ、でもデ・ラランデ邸の
ステキカフェでお茶できなかったのは
ちょっと、否、かなり心残りかも
これは次の宿題ということで
みなさんもぜひ
貴重な歴史的建造物が並ぶ
江戸東京たてもの園で
古き良き時代の江戸・東京気分を
味わってみてくださいね
冬休みや年始のおでかけも
オススメですよー
あ、中に入って見学できる建物も
たくさんあるので、
ぜひぜひ時間に余裕をもって
来園してみてください
詳細は江戸東京たてもの園HPを
ご覧ください
楽しい体験型イベントなども
随時開催されてるそうですよー
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