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弓削多醤油「醤遊王国」取材レポート1<身近な調味料の秘密を探る!> [取材]

わたしのブログで不定期連載中の
名物企画といえば・・・[次項有]
そう、大好きな工場見学シリーズ[ひらめき]
久々の復活です[るんるん]


今回、お邪魔したのは
埼玉県日高市にある
大正12年創業の老舗、
弓削多醤油(ゆげたしょうゆ)さん
工場を見学できる
醤遊王国(しょうゆおうこく)[ぴかぴか(新しい)]
01.JPG
日本の食卓に欠かせない
醤油の作り方や使い方など
醤油にまつわるさまざまなことを
遊んで、学んで、味わえる
まさに醤油のテーマパークです[かわいい]



早速、醤油ができるまでを
醤遊王国店長の中村豊さんに
教えていただくことに[わーい(嬉しい顔)]
02.JPG


これが醤油の原材料[ひらめき]
03.JPG
大豆、小麦、天日塩
[3]つだけなんてビックリ[exclamation×2]

弓削多醤油さんでは
すべて国産の原材料
地元の埼玉県産のものも
使ってるんですって。


蒸し煮した大豆と
炒ってひき割った小麦に
種麹を加えて
温度30℃で3日間保つ
麹菌が育って醤油麹
できるそう。
04.JPG


できた麹に天日塩の塩水を混ぜて、
木桶に仕込んでもろみを作り、
それを1年間寝かせて、
発酵・熟成させるんだけど、
その仕込み蔵に行く前に
仕込みに使われてる木桶
見せていただきました[わーい(嬉しい顔)]
05.JPG


こちらが今年2月にやってきた
日本の職人さんが手作りした
新しい木桶[ぴかぴか(新しい)]
06.JPG


実は今、日本に桶職人さんは
たった[1]人しかいないそう[がく~(落胆した顔)]
07.JPG
今年初めに完成した4本の
木桶のうちの1本が
ここ、弓削多醤油さんに
やってきたんですって[exclamation×2]
ということは、ものすごーく
貴重な桶なんですねー[ぴかぴか(新しい)]

ちなみに木桶は耐用年数が長く、
だいたい300年くらい
使えるそうです[ひらめき]


その木桶が並ぶ仕込み蔵へ[次項有]
08.JPG


新旧の仕込み蔵で合計29本もの
木桶で仕込んでるそうです。
09.JPG
木桶は直径2m30cm、深さ2m30cm
容量はなんと9000リットル
すべて杉の木で作られてます。

この木桶の内部に酵母菌や乳酸菌
といった微生物がすみついて、
その微生物が発酵・熟成に大きく関わり、
その蔵の独自の味を醸し出すそうです。

弓削多醤油さんでは、
菌がすみつきやすいように
仕込み蔵の建物自体も
杉の木でできてるんですって[ひらめき]


これが熟成中のもろみ
10.JPG
あ、ちなみにもろみとは、
醤油を搾る前の状態のものです。


もろみは毎年冬に仕込んで、
春から夏にかけて発酵させ、
秋から冬にかけて
熟成させるんだけど
1年間の変化の様子も
見ることができるんです。
11.JPG


左から1ヶ月→3ヶ月→12ヶ月[かわいい]
12.JPG
1年経つとこんなに状態が
変わるんですね~[exclamation×2]


あ、仕込み蔵の外には
木桶が展示されてて
中に入って遊べるんですよー[わーい(嬉しい顔)]
13.JPG
入り口がもう少し大きかったら
わたしも入れたのに
耳が~[あせあせ(飛び散る汗)] おなかが~~[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

・・・みなさんはぜひ中に入って、
大きさを体感してみてくださいね[るんるん]


さて、醤油作りの見学も
いよいよ大詰め[ひらめき]

1年寝かせたもろみは
圧搾室に運ばれて[次項有]
14.JPG
こんなふうに風呂敷で包んで
1枚1枚丁寧に搾ります。
15.JPG
搾っただけのものが
吟醸純生醤油で、
搾ったものを加熱すると
一般的な醤油になります[ぴかぴか(新しい)]


醤油を搾ったあとのもろみは
こんな感じになるんだけど、
弓削多醤油さんでは
この搾りかすは牧場にあげて
餌の材料として
動物に食べてもらってるそうです。
16.JPG
原料が最後まで無駄にならなくて
スバラシイですね~[わーい(嬉しい顔)]


ここで工場見学が終了~[end]
つづいては恒例の
工場見学のお楽しみタイム
なんだけど、
その様子は次回につづくー[るんるん]


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