鈴廣かまぼこの里取材レポート４ ＜モモ妹のたてもの探訪＞

鈴廣かまぼこの里レポートのつづきです

前回、レポートしたかまぼこ作り体験教室で
作ったかまぼこができあがるまでの間、
かまぼこの里のおすすめスポットを
いろいろ見学させてもらったんです

最初に向かったのは鈴廣蒲鉾本店のお庭

実はここは一般には開放してないそうなのですが
今回、特別に中に入らせていただけることに

このお庭は、鈴廣会員クラブ「如倶楽部」の
会員さんに一服していただくために本店内に設けた
如ラウンジの窓から眺められる露地庭になってるそう。

小田原にちなんだ貴重なものも
庭のあちこちに散りばめられてるんですよー

そのなかのひとつが、このあたり一面に
敷き詰められた一升石（いっしょういし）。

かつて、小田原城主が石ひとつにつき米一升を
与えて集めさせて献上させた小田原の一升石の
故事にちなんで、同じような形の一升石を
1100個集めてこの場所に敷き詰めたそうです。

ほかにも小田原一夜城で発見された矢跡石(やあといし)も
この路地庭の蹲踞(つくばい)に組み込まれてるそうです。

つづいては国道１号線を挟んで反対側にある
千世倭樓（ちょうわろう）に行ってみました

古民家を移築したこの千世倭樓では、
割烹、蕎麦、喫茶、会席のつのお店で
小田原の海の幸と山の幸を味わえます

まずは飛騨から移築した築200年の合掌造りの離れ、
会席 大清水のお庭におじゃましまーす


緑あふれるゆったりした庭と懐かしい雰囲気の古民家。

なんだかおじいちゃん・おばあちゃんのおうちに
遊びに来たみたいな気分になっちゃいます

庭の木々は秋になるときれいに紅葉するそう

その時期にも来てみたいなー

千世倭樓以外にも、鈴廣かまぼこの里には
いたるところに花や緑がいっぱいなんですよ

かまぼこ博物館の入り口では大きな竹の子に遭遇


千世倭樓近くの駐車場には夏みかんも

おいしそうなものばかりピックアップしてしまいましたが
四季折々の植物があちこちに植えられているので、
いつ来ても季節の花や緑を楽しめるそうです

離れの庭でまったりしたあとは
秋田県から移築した書院づくりの母屋と土蔵へ
江戸時代に建てられたこの建物は国登録文化財

割烹 潮の音と喫茶 しゃざのある母屋を抜けて、
そば 美藏のある土蔵に到着

元々、貴重品を収蔵する倉庫だったこの土蔵、
中は総漆塗りになってるんです。ステキ～

もちろん土蔵のまわりも緑や花でいっぱいです

と、めずらしい建物や自然を楽しんでるうちに
かまぼこができあがる時間になったので、
かまぼこ博物館に戻りまーす

さぁ、わたしの作ったかまぼこの出来栄えは
次回、乞うご期待